2020年10月10日土曜日

超低負荷を考える

9月24日(木)は、ムーヴLv.1。
女性KBさん。

9月25日(金)は、雨中止にてロープワーク講習。
女性IUさん、女性Mさん。

9月27日(日)は、1コマ目がジムリード講習。
女性AKさん、男性KTさん。

2コマ目がムーヴLv.0。
1コマ目の2人と、女性YOさん、男性ONさん。
「8級の課題は、8級のフィジカルで極力登る。」
という考え方があります。

5級以上が登れる人にとっては、手順が逆になろうが、多少足が切れようが、どうにでもなるのが8級という印象もあるでしょう。
実際、8級、7級、6級のフィジカルかは、厳密には区別できませんし、
「どーでも良い。」、「めんどくさー。」
と感じる人が一定数いることも知っています。

しかし、ポイントポイントで「今、ちょっと無駄に頑張っちゃいましたよね?」という突っ込みを自分自身に入れる、というもの。
リードするにせよ、リードのためにボルダーを練習するにせよ、
「省エネを徹底的に自分に課すゲーム」
だと考えればスッキリします。
本気トライ以外の登りは、全てこの練習だと捉えることも出来ます。(アップ、再登のトレーニング、ダウン)

また、負荷をグレードで捉えることが難しい場合、
「手を出すとき、足を動かすとき。息を止めたら、それは中〜高負荷の証拠だ!」
という考え方もあります。

ストレッチのように呼吸しながら登れたら、まずまず低負荷でしょう。
もちろん、おしゃべりしながら登ることもできますが、結局は集中できないので、ほどほどが良いでしょうね。

易しいルートを徹底的に低負荷で登る努力もせず、かと言って高負荷の動きも嫌がる、という習慣に陥るのも、常連さんアルアルですよねー。
超低負荷練習をやっても「修行にならない。」と嫌がり、高負荷は「身体に悪い。」と嫌がる訳です。
まぁ、一理あるんですけど、ちょっと考えないと中負荷専門になってしまいます。