2011年4月4日月曜日

「予期せぬプレゼント」&「太刀岡山左岩稜」

4月2日(土)、3日(日)は、遊びで小川山と太刀岡でクライミング。






初日は小川山。金峰山荘まで車が入れず、雪も少々残っていてガラガラ、を期待して行きました。

が、雪は少々なんてもんじゃなく、キャンプ場周辺でも地面が半分以上白い。目的のルート「予期せぬプレゼント」に着く直前など、膝までのラッセルでした。

ただ、この日はポカポカ陽気で、日向では花崗岩クライミングを楽しめました。

2日目は太刀岡。午前中は、マルチピッチの「太刀岡山左岩稜」。

ルートとしてはアドレナリンが出にくい感じですが、内容は面白かったです。クラック・岩稜・ナチュプロフェース、など色々あって。

午後は、スポートルート。垂壁っぽいルートのオンサイトトライを沢山やって、楽しめました。




具体的なルート


初日:小川山ラッセルで大変な1日。








・「予期せぬプレゼント」(5.10a、ワイド) 日当たり良好。易しいワイド入門。のはずが、意外と苦戦。練習のため、もう1回登る。










・隣の無名ルート(体感5.9、ワイド) チムニーの中にベルグラが!滑ります。相当苦戦しながらも、ギリギリ再登。










帰りに、クジラ岩周辺のボルダーで、スラブを少々。



2日目:太刀岡


・太刀岡山左岩稜前半はクラックマルチ、後半はヤブ山のクラシックルートで岩稜を追う。最終ピッチは、切れ切れのクラックを追いながらのフェースクライミング。


ビレイ点も含めて、残置無視オールナチュプロで登りました。ヤブ山の中ながら、クラックマルチの練習ルートには良いかもしれません。









海金剛とか、ミズガキの「調和の幻想」よりは、ちょっと易しいくらいでしょうか?三ツ峠の弱点をオールナチュプロで登るよりは、確実に難しいと思います。










ただ、意外と人気ルートで、順番待ちも。今回は、実力不足の人が居なかったのか、スムーズに流れていました。

クラックの5.9が楽にオンサイト出来るくらいの人なら、充分に登れると思います。







午後は小山ロック


・「ヤバいから逃げます」(5.10a、スラブ) フラッシュ。見た目通り、悪い。ただ、テクニカルで面白い。


・「太陽が恋しい」(5.11a、フェース) オンサイト。ボルト3本!やっぱり悪かった。でも、ホールドではなく、ムーヴが悪いので面白い。

・「北風小僧」(5.11b、フェース) オンサイト。超ギリギリ、声出しまくり。諦めないで良かった!

・「陽のあたらない坂道」(5.11c、フェース) 抜けられず敗退。疲れか?悪いのか?出来そうなムーヴだが。

・「友情の印」(5.10c、スラブ) 2テン?ヨレていたみたい。トレーニング。

・「君の瞳に乾杯」(5.9、フェース) クールダウン


久々に岩場で沢山登って、良いトレーニングになりました。トレーニングは楽しいですね。