1月17日(木)は、天神平にて雪上訓練。
先日のブログに書きましたが、アイゼンピッケルワークを主体とした、通常の雪上訓練です。
これを、来年はレベル1として設定しようと。
常連女性WNさん、その友人男性YMさん、常連男性NMさん、新規の男性OYさんの4名。
さて、今回のメンバーで、WNさんだけが他での雪上訓練の経験者。でも、全員が
「冬の赤岳くらいなら、自力で登ったことあります。」
という話。
ただ気を付けて歩くだけ、って言えば確かにそう。
ですが、本当は雪上訓練をやってから行くルートですよ。
でも、当塾の雪上訓練を受けた人のほとんどは、
「ぶっちゃけ、ピッケル使わなきゃ危ないようなルートに、もう行ったことありますけどね。」
という感じです。
現場を知っているので、教えやすいと言えば、教えやすい!
でも、褒められたことじゃあ、ありません。
帰りに聞いた話では、YMさんに至っては、八ヶ岳の岩稜ルートも登り、アイスクライミングもリードして、奥穂も積雪期に登っているとか!?
「なんだ、初心者じゃないじゃん。どおりで、動きが洗練されているはずですよ。」
とはいえ、それはそれ。
みなさん、それぞれに勉強になったようです。
吹雪の中でも楽しく講習できたのは、皆さんのモチベーションのお陰でした。
具体的な講習内容
・ラッセルの基本
・キックステップ
・直下降の歩き方のコツ
・斜登行、斜下降(特に、厳しい条件のときの動き)
・耐風姿勢
・アイゼン歩行(キックステップとフラットフィッティング)
・滑落停止
・グリセード
ちなみに、この夜は前日に那須で登った佐智さんに誘われて、スキーのナイターへ。
わずか2時間。
しかも、佐智さんはこの日も、翌日もバックカントリーガイド!
「クライマーの人が、仕事帰りにジムに行くようなもんだよ。」
と言っていたのが、とても印象的でした。
服も濡れるし、ジムよりは大変そうですけどねー。