3月2日(土)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
男性STさん。
<初孫>
という事態は、わりと起こります。
一般的な流れを、おさらいしてみましょう。
<マンツーマンになった分、トライは多め>
一般的には、そこからハングドッグに入ります。
出来なかった箇所は、テンション後なら簡単に出来るのか。(であれば、トップアウトは問題なし。)
ムーヴ解決のために、試行錯誤が必要なのか。
この際、ムーヴ解決よりも疲労や夕暮れが近づいてくれば、ムーヴ解決を諦めざるを得ません。
<懸垂下降で回収>
思いつく限りの方法は、4つ。
①エイドを含めて、トップアウト。ロワーダウンor懸垂下降で、予定通り回収。
②エイドダウン&クライムダウン敗退。
③隣の易しいルートを登って、ロワーダウンor懸垂下降で回収。
④裏から徒歩、ヤブ漕ぎなどで終了点に回り込み、懸垂下降などで回収。
<オバステ正宗>
もちろん、途中にランナウトセクションがあると、①、②は難しくなる場合もあります。
③、④も、ルート周辺の状況次第で、不可能なことも多いはずです。
つまり、どの方法も絶対確実な方法では無いので、登る前にある程度は段取りをイメージしておくとベターです。
そして、オンサイト失敗して1テン入った時点で、どこまでハングドッグを続けるのか、残りの体力やカム回収の労力なども計算開始したいところです。
<カムを固め取り>
そのルートを封印するか、やっぱり下から再トライするか、という判断を積み重ねることによって、押しも押されぬ土台を身につけて欲しいと思っています。
<ネッシー>
フナムシロックは、上から回り込んでの回収がしやすいので、①や②が上手く行かなかった場合のバックアッププランがあります。
卒業直後の講習生などには、とてもオススメのエリアです。
「上から回りこめる→トップロープが張りやすい→簡単にジャミング練習、リード練習ができる。→リハーサル後に、R.P.も出来る。→フナムシは登るのが無いから、もう卒業。」
という初心者感情も分かるのですが、これを続けていると別のエリアで困ると思いますよ。
<魂のO.S.>
復習受講であれ、マルチ講習であれ、是非ともよろしくお願いします。
<名前の無いライン>
・初孫(5.5) O.S.
・オバステ正宗(5.8) O.S.
・ネッシー(5.8) O.S.(1時間くらいの魂のトライでした!)
・名前の無いライン(5.6?) O.S.