2012年9月3日月曜日

クライミング初心者講習で何を教えるべきか?

8月29日(水)の1コマ目は、富士山で私の担当したツアーに参加されたお客様。

私が「クライミングのインストラクターをしている」と、ツアー中に話しました。
そして、インターネット検索で探し出してくれたそうです。
彼女は、群馬で山岳会にも入っているそうですが、あまりに始めたばかりで、富士山はツアー参加したそうです。
クライミングも数回経験があるものの、なかなか始め方も分からないとか。

という訳で、シューズ、チョーク、ハーネスも全てジムでのレンタル品での受講。

正直、この時期は単純に登れば上手くなるはずなので、何を講習するべきか考えます。
とはいえ、本当は最初のうちに癖づけておいた方が将来的にプラスだと思うこともあります。

・安全管理の意識づけ(ビレイは大切、ダブルチェックはしよう)
・丁寧に登る意識づけ(ネコ足、足位置を工夫する)
・落ちそうでも頑張る意識づけ(トライ中は、諦めるな!)

こんなことを意識して、初心者講習はやっております。
若いし、方向性さえ合っていれば、上手くはなるはず!
具体的な講習内容
・クライミングのルール(ロープは、掴むものではない。テープ課題の説明。)
・ダブルチェック
・トップロープのビレイ(ビレイサポーターありで)
・ネコ足
・肩の脱力
・腰を壁に近づける

トップロープながら、薄かぶり面の5.8までは完登できました!
翌日は、良い(?)筋肉痛だったそうです。