2012年9月19日水曜日

岩場リード講習は、かなり詰め込み

9月16日(日)、17日(月)は、小川山にてリード講習。
常連男性NMさん、男性HYさんのペアです。
今回、改めて思ったこと。

「岩場リード講習を2日間で行うのは、相当な強行スケジュール・・・」
2人とも、かなり独習が進んでいる上に、他の講習会にも参加したことがあるので、何とか終えることが出来ました。

・ランナウトしている場合の対処(クライムダウンなど、敗退を考慮に入れる)
・岩場の倫理観、マナー
・ヌンチャクの向き(ウィップフラッシュ現象)
・終了点作業(結び替え、懸垂下降)
・ボルトの種類
・終了点の仕組み

これだけを講習するのは、本当に詰め込み教育。
しかも、詰め込んだだけでは実感できないので、クライムダウンを練習したり、リード練習したり。

後半は、オンサイトトライをしたり、終了点作業を実践したり。
朝から夕方暗くなるまで、本当にミッチリです。

最近、2日前にリード研修のような講習を行いましたが、本当はそういう続編が必要ですよね。
しかし、NMさんは翌週からいよいよクラック講習が始まってしまいます(笑)。

どこまでモノに出来るか分かりませんが、とりあえず頑張りましょう。
2人とも、初めての岩場リード。

ランナウトの恐怖におびえたり、ボルトの近くで実際にフォールしたり、懸垂下降を実践したり、かなり実り多い2日間だったのではないでしょうか?
具体的な講習内容
初日:スラブ状岩壁
2日目:ソラマメスラブ

講習内容は、上記に加えて
・トップロープの張り方関連

トップロープは、終了点のことが本当によく分かっていないと、張れませんけどね。
僕自身、ミズガキから始まって6日間の滞在でした。

雨が少ないお蔭で、装備も体力も持って良かったです。