2019年4月22日月曜日

幼稚園児の隠れた努力

4月13日(土)は、岩場リード講習にて、湯河原。
女性KDさん、男性NMさん、男性SKさん、女性YIさん。
<初の岩場リード>

講習後の雑談で、幼稚園について沢山の興味深い話が聞けました!
<落ちる練習>

何かの課題(例えば、何かを作るとか、雰囲気としては遊んでいるだけ)でつまづいた子どもが、別の遊びを始めたとします。

それに対して、大人は「もうちょっと頑張って作ってみようよ。」などと励ましたくなるようです。
しかし、経験を積んだ教師は、その子どもが別の遊びをやりながら気持ちを立て直している可能性を察知し、あえて待つような方法を取るそうです。
他にも、何かの遊びで少し難しいと感じた子どもが、簡易版の遊びに戻るような場面があるそうです。

「諦めちゃったのか?」と思いますが、実は子どもなりに反復練習を積んで、難しいバージョンに再挑戦していたりするそうです。
小学校入学以前の記憶は、私にはほとんどございません。

しかし、大人が自律的にやってようやく出来るような努力方法を、子どもながらにやっているというのが、興味深かったです。
そして、そういう子どもの良さを引き出し、コントロールしながら伸ばすのは、すごいっすねー。

これは、ほんの一例です。
私も、「ちょっとした挫折感があるんですよー。全然上手くならなくって。」みたいな相談をされることが多い方です。

今回の話は、なんだか色々な場面で活躍しそうな気がします。
ありがとうございました!
<アブラカダブラ>

実践本気トライ
NMさん:アブラカダブラ(5.10a) R.P.
     アボリジニ(5.10a) R.P.。出だしで落ちて、再スタートして2撃。
<アボリジニ>