2011年5月10日火曜日

小川山マルチピッチ










5月8日(日)は、遊びで小川山クライミング。

小川山というのは、クライミングエリアの名称で、実際には奥秩父の廻り目平キャンプ場周辺の岩場を差します。

キャンプ場から徒歩10分から2時間の範囲で、高さ50mくらいの岩峰が林立しています。
日本で最も有名な岩場の1つで、森林限界以下ながら見渡す限り岩だらけです。
しかも、森の中には高さ数mのボルダーまでゴロゴロしています。

ルートも、1ピッチのショートルートから、数ピッチのマルチピッチまで。
もはや、クライミングの楽園です。










今回は、高さ50mの岩峰の頂上に抜けるマルチピッチでも遊んできました。







スポーツクライミングとアルパインクライミングの中間的な、ゲレンデでのマルチピッチ。
クラック中心なので支点も良好。練習としてもオススメです。

具体的なルート
・砦岩東門右の門柱アーチ・クラック(5.10a、3P)
取り付きは、一見パッとしない易しいチムニー(5.7)。
ハイライトの5.10aは、ロープスケール30mの快適かつ見映えの良いクラック(ハンドからフィスト)。
最終ピッチは、期待の5.9OWだったが、グレード甘過ぎ?気付かず通り過ぎてしまった。

・完全なる酒乱(体感5.10a、スクイーズチムニー)
昨年ギリギリでオンサイトしたルートの復習シリーズ。
リードで2回登って、チムニームーヴの練習。











今回で、僕にとってやさしめであっても、色々なマルチピッチに行く興味が沸きました。










ショートルートは、限界ギリギリの頑張りが大きな達成感ですが、マルチピッチは登山みたいな楽しみ方です。
ドンドン上に登れれば、単純に楽しい!