またしても上書きしますが、9月分の予約受付は今夜0時スタートです。
念のため。
7月9日(日)は、マルチピッチリード講習にて、小川山。
女性SMさん、男性OMさんのペア。
<登攀準備>
以下に、3つの場面。
<チムニーっぽいコーナー>
落ちそうなら登らない、絶対落ちそうも無ければ登る。
歩きっぽい区間なら、抵抗なく突破できる。
ただ、オブザベ段階では読み切れないことも多いので、実際にホールドを触って、クライムダウン出来る範囲で探る、という手段も有効。
⇒その最中に、不意落ちすると大事故になるので、探るという行為自体がそれなりに緊張感を伴う。
<脆い2P目>
落ちる可能性があっても、頑張ってみて良い。
とはいえ、ついつい恐怖心が先立って、テンションやA0に逃げたくなることもあります。
それを、どうやって克服すべきかは各自で考えていただくとして。
実際問題は心理的抵抗があるにせよ、本来やるべきこと自体は単純、というパターンです。
①と②は、講習的にはいつも通りの話。
③プロテクションに不安がある。
ここでの判断は、一言では語れません。
「8割方止まる」と思っているのか、「無いよりマシ」と思っているのかによっても、全く違うでしょう。
固め取り出来るかどうかも、割と重要です。「8割方止まる」が複数個で、「ほぼ大丈夫」と思える場合もあります。
ただ、特に本チャン的な場面では白でも黒でもないグレーな場面が多いです。「5分5分」+「無いよりマシ」+「無いよりマシ」の固め取り、など。
その場面って、どのくらいの落ちる可能性まで許容できるんでしょうか?
「落ちちゃダメ」とは言いますが、本当にノープロテクションの(①と同じ)ように振る舞っているでしょうか?
正直、ノープロよりはちょっとだけ大胆になっちゃいませんかね?
<ちょっとした奇岩>
突っ込んでも「すげー精神力。」と言われちゃうかもしれませんし、辞めても「慎重で良いね。」と言われちゃうかも。
<朝ドラの帝王>
せいぜい「私なら、さっきの場面でこうします。」ぐらいしか語れないんだなと。
<歩きのようなノープロ区間>
グレーにも多少慣れないと、マルチは登れません。でも、やっぱり現実的リスクより安心しがちという危険があるので、自覚的に行動する必要がありますね。
<ギア受け渡し>
<稜線歩き>
<フレアークラック>
<避暑>
<プロテクションばっちり>
<だが、高度感にビビりまくり>
<そのクラックをフォロー>
<チムニー内に落し物をして、拾いに行く>
<落とした本人>
<懸垂下降>