8月5日(土)は、マルチピッチ体験にて、小川山。
女性IUさん、男性NSさん。
<雨の後>
私がリード後、IUさんがフォロー開始後5m、NSさんはビレイ点で待ちという場面で、核心部がドンドン濡れてきて突破不可能になるというシチュエーションでした。
<感動したNSさん>
ただ、お互いに状況は察しているので、以下のように対応。
まず、私がセカンドビレイからロワーダウン開始。
IUさんは、そこで私の判断を察して、ビレイ点でセルフビレイを取って待機。
私がビレイ解除して、懸垂下降してフォロー2人が待つビレイ点まで行く。以下、合流して撤収。
と、普通の流れではありますが、私がセカンドビレイを解除するのがドキドキものだったことは想像していただけるでしょうか。
今回の経験で、NSさんはマルチピッチにおいては、お互いの状況を察する力が大事だと痛感していたようでした。
<薄暗くなるころに下山>
ちなみに、15時頃に車に戻り、全身ずぶ濡れで「温泉でも行きましょうか?」という状況でのこと。
IUさんが、「雨も止んだし、小川山レイバック(の再登)だけでも行きませんか?」と熱いモチベーション!
感動した私とNSさんは、風呂用に用意した着替えを着用して、徒歩10分圏内でカムでのビレイ点作り講習に向かい、薄暗くなるまで頑張ったのでした。モチベーションがあると、教え甲斐もありますね。