3月28日(金)は、クラックリード講習にて城ヶ崎。
男性SRさん、女性IMさん、女性TDさんの3名。
<海坊主という自称ながら、岩坊主と呼んだ講習生が居たような>
頭の良さ、運動神経、根性、体力。
<本日は、貸し切り>
例えば・・・
僕が、スポーツ経験がなくてムーヴ習得に苦労した反面、将棋経験が活きて戦略は得意になったのも、その一種。
<カムセットの検討中>
例えば、野球部の大学生は、最初はクライミングが上手い訳ではないでしょう。
でも、その人は結構なスピードで上達します。
これは、身体能力、運動神経、筋力などで語られることが多いです。
しかし、
常に一歩上から沢山の初心者を見てきて、もっと重要な点があるように思えて来ました。
例えば、
①反復練習
「コレだ!」
というコツを発見したときの、意識が半端じゃない。
②本気トライ
集中力が、初心者レベルじゃない。
③トレーニング
負荷、レスト、などのパワーを上げる原則が分かっている。
などなど、練習経験や試合経験が、そのまま活きている感じです。
これって、スゴイ根性みたいに見えます。
たしかに、根性は出してるんだけど(笑)、半分は成功体験だと思います。
つまり、ちょっと面倒な練習でも、成果が出たことが何度もあるから、
「やっといた方が良いとは、分かってるんだけどなぁ。」
から
「是非やろう!」
に変わるんだと。
<だいぶ安定したムーヴが出せるようになった、IMさん>
根性ってもの自体が、根性出して報われた経験値に依存しているでしょう?
<初リード前の緊張で、なぜかメチャクチャにやけるTDさん>
「私、反復練習が好きになったんです。」
と語るTDさんを見て、今日もそう思ったのでした。
<完登!>
苦手なものは、上達の切っ掛けが掴めていないので、経験が“体験しただけ”に終わっている。
で、その切っ掛けは、あるとき気付くことが多い。
と考えると、ポジティブになれる気がします。
<スポットしようとしている?>
とは思いませんよ。
「才能が締める比率は、皆さんが思ったより少ないようですよ。」
という印象を、私の目線で話したぐらいです。
<最終トライは、クラック内部が暗いために、ヘッデンにて>
・ハンドジャムのコツ
・引き付けのコツ
・フットジャム(TDさん)
・地上でのカムセット練習
・ネコ足などの、基礎ムーヴ練習
・疑似リード(TDさん)
・カムで落ちる練習(SRさん、IMさん)
・実践リード
SRさん、IMさん:純(5.8)をR.P.
TDさん:無名のクラック左(5.4)を、初リード