2月15日(日)は、アイスクライミング講習にて、西上州のエイプリルフール。
女性SGさん、男性ONさん、男性SKさんの3名。
<準備中>
素人さんが聞いたら、「そりゃ危ない。」っていう矛盾です。
<アックスを振るのが苦手なSGさん>
ってことは、ムーヴは下手でもアックスが決まってれば、安全マージンになるんです。
実際、SGさんはSKさんよりもムーヴが上手いんですが、SKさんの方がアックスが決まっているので、落ちる確率はドッコイドッコイに見えました。
(もちろん、ムーヴで登るSGさんの方が、パンプしないです。)
<ガニ股ムーヴを得意とするONさん>
本来、アックスっていうのは、外向きにに引くと外れちゃうものです。
が、深く決まっていると、ちょっとぐらい外に引いても大丈夫。
<ちょっと、ムーヴが安定したSGさん>
スタンス:
2回3回と蹴り込んでも、良いスタンスを作ってしまえば安心。
アックスを引く方向:
ちょっとぐらい外向きに引いても大丈夫だと思っても、下向きに引くと安心。
足を押す方向:
ちょっとぐらい掻き込んでも大丈夫だと思っても、少し押す意識だと安心。
<だいぶサマになった、SGさん>
これで、ようやっと本格的なリード(Ⅳ~Ⅴ級くらい)が出来ると。
<午後から晴れ>
スタンスも、ちょっとしか蹴り込まなかったりします。
ただ、アックスを引く方向は正しいように見えます。
足も、しっかり押しこんでいるように見えます。
<Ⅳ~Ⅳ+程度のエイプリルフール1P目>
まず、アックスをしっかり決めるのは、それなりに労力が掛かります。
だから、ムーヴ中に変な方向に力を加えないだけの絶対的自信があるパートでは、かなり浅い決まりでも大丈夫。
だから、上級者ほど、浅打ちにしたり、バチ効きにしたりを使い分けて登れると。
<ガニ股ムーヴを得意とするONさん>
が、見事に不安定で、一度はアックスがすっぽ抜け。
初級者はムーヴが下手な分、アックスで安全マージン取った方が良いってことが、再確認できた気がしますよ。
<そうは言っても一番上手いので、疑似リード中のONさん>
とはいえ、アイスは下手な方なんで、かなり深く決めちゃいますけどね。
時間掛かって疲れちゃうんですが、自分の力量以上に攻めると危ないし!
<撮影を頼まれるSKさん>
<スクリュー回収練習>
<懸垂回収するSGさん>
<まだ登り足りない男性チーム>
<半分も下山すると、もはや雪も少ない西上州>
暗くなる45分も前に下山したもんで、なんだか戸惑ってしまいました(笑)。
特に、元気な面々だったものですから、ヘッデン必至と覚悟しておりましたもの。