9月21日(月)は、マルチピッチリード講習にて、小川山。
女性MTさん、男性OGさんのペア。
<ビレイ点作り練習>
話し合いも丸く収まりやすいのか、お互いに優しくなれるのか、得意分野の違いで相補的なのが良いのか?
これ自体、メリットは大変大きいと感じております。
実際、私も半分以上は女性と登っているような記憶です。
<勉強熱心>
例えば、雪山。
私は、料理が元々好きではありません。
で、パートナーが食事当番をしてくれるなら、こんなにありがたいことはありません。
ただ、こうなるとパートナーばかりが山での炊事に強くなります。
私は、ときどきしかやらないので、結局はレトルト的なものから進歩しません。
一方、パートナーは少しずつ進歩していたりします。
<1P目は、レディファーストで>
私が先に歩いて、地図を眺めながら待っていたりするので、パートナーが到着する頃には判断済みです。
「こう思うんだけど、良いよね?」
という確認程度しか会話しません。
これで、私は地図読みスキルが上がって行きますが、パートナーはほとんど上達しません。
<2P目>
クライミングに限らず、職場や家庭でもありそうな話ですね。
<乾いた岩も気持ちいい>
地図読みに失敗しても、パートナーが相談相手として役立たずという事態。
もちろん、これには私にも責任があるので、文句は言えません。
<こんな話し合いを続けて欲しい>
もちろん、座学や講習でも補えますが、パートナーという視点からの指摘は、多少のスキル差があってもありがたいはずです。
<複数ピッチは、実質初めて>
・クライミング能力
・安全管理能力
・それらを含めた判断力
といった、男性有利な科目が並びます。
(ラッセルとか、ボッカに比べれば、逆転する例は多いので、僅差なのかもしれませんが。)
<小川山は、やっぱり快適>
講習生同士でも男女ペアは多いですし、せっかく相性が良いのにパートナー解散は勿体ないですから。
そもそも、夫婦だと解散はリスクです。
<ここで完登、と自分たちで決定>
ビレイ点作りなどのシステム系は、女性が理解できるまで反復。
リードや懸垂下降のトップは、女性が回数多め。
こうやって、練習機会に差を付けるくらいで、ちょうど話し合いが面白いレベルになるのではないかと思っています。
そして、女性にも自立心がある状態で、クライミング人生をスタートさせて欲しいなと。
<懸垂下降もレディファースト>
女性の練習量が増えるので、結構ガッツが要求されます。
そして、男性には待ち時間に耐えるだけの忍耐力が要求されます。
あれ?
忍耐は、本来は女性の得意分野でしたっけ?
頑張って欲しいです。
<ロープも絡みまくり>
クライミング能力や手際の差が小さければ、一緒に判断する時間も作れますよ!
<ギリギリ、明るいうちに降りられました>
男同士、女同士も、色々な可能性があると思いますよ。