メインロープでセルフを取るな？

１２月１３日（日）は、ロープワーク講習にて、ストーンマジック。

もともと岩場リード講習予定だった、男性OMさん、男性KBさん、加えて女性HKさん。

セルフビレイの取り方にも、色々あります。

・ヌンチャクで、簡単にビレイループと支点を連結
・スリングと環付きビナで、カウテール
・メインロープと環付きビナで、クローブヒッチなど

実際、ショートルートの終了点作業では、メインロープでセルフビレイを取ることは極稀です。
それは、何故でしょう？

本日も、結び替え１つとっても、三者三様のセルフビレイ！
話し合いに、花が咲きます。（笑）

終了点作業は、結び替えor懸垂下降を想定しています。
で、最終的にはエイトノットを解くことになります。
そのため、セルフビレイはメインロープ以外で取った方が分かりやすいのです。

マルチピッチのビレイ点作業では、メインロープのセルフが便利なことが多いんですけどね。
これは、そのロープを結んだまま、次のピッチも登るから問題ない訳で。

「セルフはメインで！」
という思い込み、講習生でも時々いますね。

具体的な講習内容
・ロープ畳みを洗練
・終了点作業練習（結び替え）
それに付随して、カラビナ交互、トップロープ支点の作り方、流動分散と固定分散、テンションの移行、などの考え方
・色々な終了点の使い方（ＨＫさん）
・懸垂下降の仮固定
・懸垂下降のバックアップ