2018年11月27日火曜日

おごれるものは久しからず

11月20日(火)は、ムーヴLv.0にて、女性FSさん。
11月21日(水)は、リード3回目にて男性NMさん。
爪先周辺でスタンスを捉える1つの理由として、
「足を乗せたまま、回転させられる。(インエッジ、フロントエッジ、アウトエッジの各方位へ)」
というメリットがあると思います。

意図せず自然な流れで身体の向きを変えることも多いので、
「とりあえず、どっち向きでも対応できるように、爪先周辺で置いとくと良いことが多い。」
という話。
(あくまで原則論です。)
が、FSさんは足を回転させるときに、スタンスから足を離してパタパタと置き直す傾向にありました。
で、本人は自覚なし。

「爪先周辺で置いてるつもりが、もうちょっと土踏まず寄りになっちゃっているんですかね。もしかしたら、ちゃんと置けているのに、うっかり圧力を抜いて離れちゃっているのかもしれませんけど。」
などと話して、ある程度は自覚出来てきた頃・・・。

「自分は丁寧に足を置いていると言う、その驕りが!」
という、何とも自分に厳しいコメント。

どんなレベルであっても、
「自分は十分にテクニックがあり、足りないのはフィジカルだけだ。」と思うべきではない、
という趣旨の話があると思います。
これは、ある程度登れるクライマーへの戒めとして言われるものですが、その序章ってところですかね。
さて、FSさんはジムリード講習に進んでO.K.としました。
NMさんは、これにてジムリード講習は卒業です。