2020年1月31日金曜日

とあるエピソード

1月28日(火)は、ムーヴLv.0。
女性YOさん、MH夫妻。
本日で、3名ともジムリード講習に進んでO.K.といたしました。
ある日のランナウトにて、2人の会話。

Aさん(パッと見、5.10中盤で登れたり登れなかったり。)
「私、レストがよく分からなくって。出来てないね、って言われたり。」

Bさん(5.10後半も、オンサイト率が70%ぐらい?)
「肩から脱力する感じかな。あと、呼吸も大事。夜、寝る前に呼吸を意識したりするのも良いよ。」
その他にも、Bさんによる親切なレクチャー諸々。

さて、Aさんのトライ。
10mの薄被りメイン壁の5.10後半を、一度もレストせずに登り、5ピン目ぐらいで力尽きました。
クリップのときだけ、無理やり片手バランスを作る感じ。

僕が見ている限り、Aさんは1つ前のトライもノーレストでした。
普段から、ノーレストで登る習慣になってしまっているものと思われます。
ところで、Bさんはそれを見てどう思ったんでしょうね。
テンション後も、力尽きた直後のパートについて、「あーしたら?こーしたら?」ぐらいの会話だけに見えました。

①「口で言ったぐらいじゃ、分からないか。」
②「そのうち、慣れれば分かるかな。」
③「あんまり付きっ切りでアレコレ教えるのも、お互い疲れるしね。」
④「初心者ルートからレストの基礎練習した方が、良いかな。」

あるいは、
⑤アドバイス直後のトライで、ノーレストであったことに気づいていない。
という可能性もあります。

さてさて、このエピソードから何を思うでしょうか。
その場に居た僕も、考えを深めてもらうショートコメントを思案しましたが、何も思いつきませんでした。