2020年8月19日水曜日

自主性の方向性

8月7日(金)は、自分のクライミングで、小川山。
Kタク先生、Y子さん、ナエさんのトリオと。
サイコロ岩下のエリア。

自分より判断力が低い人と登る場合、先輩(?)的なポジションの人は、何に自主性を持ってもらいたいと考えるのでしょうか?

<トライ中、いかにパニックにならないか>

・トライするルート選択

・各自のトライ中のリスク管理

・ヌンチャクの本数などのトライ準備

・終了点などのロープワーク

・ラインのルートファインディング

・そもそものアプローチの岩探し

・ホールド探し

・フォールの恐怖心コントロール


個人的には、どの要素も他力依存に陥って自立できない初心者も思い浮かびます。
「どれも全部。」という気持ちがありますが(笑)。

今回ご一緒したメンバーは、ジムスタッフ、コンペティターなどとあって、僕とは

別分野のスペシャリスト。


例えば、ハングドッグ中のムーヴアドバイスには、アドバイスされる側の自主性を重んじているように見えます。

「自分は、~~でやりましたよ。きっと、××さんのリーチでも同じようなムーヴになるんじゃないかとは思うけど、まぁ他のもあるんじゃないかな。例えば、△△とかもありそう。」


さすが、ジムスタッフらしいアドバイス!

<まだリードで落ちられない中で、気迫で5.12aをR.P.してしまうのは、流石>

初心者側が

「これについては、まずは自力で考えたいので、とりあえず口出さないで下さい。後でフィードバック下さいませんか?」

と言えたら良いのですが、なかなか言えない人間社会。

むしろ、不安症な初心者は、どんどん情報を聞いてしまいます。


自主性の方向性が、成長の方向性を決めるんでしょうけどねぇ。

いつもの話ですが、改めて感じた1日でした。
具体的に登ったルート

・トポとの照合が上手くできないのだけど、5.9ぐらいのを2本、5.10~5.11aぐらいのを4本。