2013年2月16日土曜日

ムーヴ講習で、才能を補う

2月15日(金)の1コマ目は、ムーヴ講習レベル1。
新規の男性AZさん。
AZさん、週1回以上ジムに通って半年。

私のブログも読んで、ネコ足、肩の脱力などの講習予定も一通り意識して練習してきているそうです。
一応、フラッギングとかのムーヴ用語も一応は把握しているタイプ。

ただ、
「自分としては、やっているつもりでも、誤解や癖があるだろうから見てもらいたい。実際、ボルダーに比べてルートは登れないし。さらに、アルパインの場合は丁寧に登るのが重要そうだし。」

という要望。

これは、意識が高い!
自分でやれる範囲のことは、やり尽くして受講しているタイプです。

第1回目にして

「ネコ足は、まだ意味を理解してないですね。こんな感じにやると良いですよ。」
「肩の脱力は、一応やっているのは伝わってきますが、こういうときに力が入る癖がありますね。」
「指の脱力は、もっとこうすると良いですよ。」

みたいな話になります。
本人も大喜びで、
「人から指摘されると、意識するべきポイントの理解が深まりますね!」

という感じでした。

これで、彼の普段の練習に一層のハリが出れば、良いですね。

才能のある人は、登れば登るほどに
「こうした方が良さそう!」
と、ポイントを体感するものです。

それを補って、講習を受けると話は早くなります。
でも、AZさんは「講習生の中では稀な、ちょっと才能あるタイプの人だなー」という印象も(笑)。

まあ、数ヶ月に1回程度の受講が良さそうですね。
どっちかというと、安全のためにリード講習を受ける方がオススメかも。

具体的な講習内容
・ネコ足、肩の脱力、指の脱力、腰を壁に近付ける姿勢、引き付けよりも捻りを優先する意識、のフォームチェック
・一手一手レストして、自分の態勢を意識する練習