2013年2月22日金曜日

全身で登る

2月22日(金)の昼は、ムーヴ講習レベル1。
講習5回目くらいの女性OMさん、AKさん。
クライミングで何本か本気トライをすると、

「前腕が終わった。」
「指が終わった。」

という言葉を耳にします。

たしかに、その辺りはクライミングで最も大切な武器。

逆に言えば、
「いかに、指や前腕を省エネして登れるようになるか?」

が、初級者に重要なテクニックです。

・ネコ足
・肩の脱力
・指の脱力
・姿勢
・引き付けよりも捻り

でも、これって意識すると全身が疲れます。
省エネなのに(笑)。

例えば、
「姿勢を良くすると、体幹は疲れるけど、その分だけ指は楽。」

つまり、全身で登りましょう、という話です。

<なかなか良い姿勢>
全身で登ると、こんな良いことが!

①いくら全身で登ろうと思っても、大抵はパンプして落ちる。だから、体幹の脱力はあまり気にする必要がない。

②指や前腕だけでなく、全身を使ったトレーニングになって、心地よい疲れ&効率良い運動。

本日も、講習後に2人は、
「疲れたような気はしていないんだけど、(いざ本気トライすると)ダルい。」
という感想が。

そうそう、それで良いんですよ。

具体的な講習内容
・一手一手レストしながら登る練習方法
・肩の脱力
・姿勢

講習後に、若いスタッフと一緒に登っていたら、
「インカットしたスタンスは、“全部”メッチャ掻き込みです。」

と言われて、
「そっかぁ。そこまで全部とは、意識してませんでした。」
と思いました。

実際、その課題は掻き込みにくいけど、掻き込んだら登れたんですよね。

私も、全身の使い方が甘いですね。