2013年6月6日木曜日

「なんで申し込んじゃったんだろう」というレベルの緊張

6月1日(土)、2日(日)は、小川山にて岩場リード講習。
1年前に、ジムのリード講習を受けた女性TJさん、SKさん、Mさんの3名に加え、女性SSさんの4人組。

<トップロープで、基礎を確認>
今回のメンバー、集合場所で会うなり、2名ほどテンションが低い・・・。

「何時まで、講習やりますか?」
という声も

「あんまり激しいのは無理です(涙)」
という声なき声が聞こえて来ます。

<1日目の終わりに、初リード>
彼女達の先輩に、当塾の講習生が何人かおり、そこから噂を聞いて来たとのこと。

「ヘッデン下山までやるらしい」
(彼女達は、普段は縦走登山が主体なので、朝はメチャクチャ早い。それで、日暮れまでやるなんて!?という想像。)

「2日目の最後には、疲れ過ぎてエイトノットすら結べなくなった」
(by 男性STさん)

「休む暇なく、登り続けた」
(それは、岩場ではやりません。ジム講習だけです。)

「リードで落ちるまで下ろしてくれないらしい(恐い、は許されないらしい。)」
(そういうときも、あります)

「受講生がリード中に、「行くしかない・・・」と呟いた声が、岩場に響き渡った」
(2年前のSZさんの話を、誰かが面白おかしく誇張したと思われます)

<最初からリラックスしているMさん、ようやくリラックスしてきたTJさん>
で、
「なんで申し込んじゃったんだろう?」

くらいの勢いで、頑張ってジムに通って、今日に備えたそうです(笑)。

<2日目は、緊張から開放されて、内容に集中できます>
で、TJさんは緊張のあまり・・・

家を出発するときに、行動食を忘れ。
もう一度、買い直したのに、車に行動食を忘れ。

しかも、TJさんは、シャリバテに弱すぎ。
今回の講習の隠れたテーマが、「こっそり合間に行動食を食べること」だったはずなのに!!!

<高所恐怖症気味のTJさん、リード1便目はワンテン>
で、ようやく2日目は、明るく講習内容に集中。

でも、やっぱりリードは恐い。

<深夜0時0分に、申し込みメールを送って下さったSSさん>
全員、1回目では登れなかったルートを、2便目でR.P.

「(リードが)恐いことに変わりはないけど、何が恐いか分かって良かった。」
(by SSさん、SKさん)

<自称“体育会系”のSKさん>
さて、恐がりのTJさん。

<「もうクライミング辞めようか」と思ったTJさんの2便目>

<完登したら、ビックリするほどの笑顔>
「すぐにでも、またクライミングやっても良い。」
というTJさんの感想が、なんとも面白いですね。

<キャンプ場に戻って、一安心>
具体的な講習内容
・安定したムーヴのために(ネコ足、レストして作戦を立てる、プッシュ)
・落ちてはいけない場面、落ちても良い場面
・ヌンチャクの向き(ウィップフラッシュ現象)
・ボルトの種類
・終了点の仕組み
・終了点作業
・実践リードトライ

これくらい緊張して来る人、実はときどき居るんです。
何とかなって、良かったですね。