7月1日(月)は、JFAの知り合いがリボルトするっていうのを聞いて、見学&多少の手伝い。
某岩場にて。
「岩場のボルトは、誰が打つの?」っていう質問は、よくあります。
基本的には、
「ここを、登りたい!」
と思った人が打つものです。
(クライミング界の重鎮Mさん)
ルールとか、管理者がいる訳ではありません。
ただ、モラルとして
①自分以外の人が登ることを前提として、良いルート(良いライン)を引くように努力する
②地権者などがいる場合は、その岩場ローカルの人に確認したり、揉め事にならないように注意する
③なるべく、丈夫で長持ちなボルトを使う
くらいの常識がある程度。
<ケミカルを施工したあと>
ただ、開拓者が打ったボルト全てを管理するのは難しく、失敗作が放置されていたり、ボルトの老朽化も放置されます。
そこで、JFA(日本フリークライミング協会)などが、順々にヤバいエリアを回って、ボルトを打ち替えたりしています。
<クライミング界随一の情報屋さん>
ここ某岩場も、オールアンカー、アルミハンガーなどは当たり前。
終了点は、アイボルト交じりという、かなりヤバめのエリアです。
しかも、施工失敗、サビサビ、などのボルトも多く、実は落ちちゃいけないエリアなんじゃないかと囁かれておりました。
(今どきは、ケミカルとグージョンが、安全基準)
<チェーンを、丁度良い長さに切る>
作業員と化した2人の話を聞いて、
「やっぱり、そんな感じなんですねー。」
と感心して回った一日でした。
人気ルートでも、相変わらずのボルトのルートも多いです。
気を付けてトライしましょう。
「キノコと同じで、ヤバいのだけを覚えれば良い。」(by 知人)