8月17日(木)は、雨中止にてロープワーク講習。
男性TSさん、UDさん夫妻、富士山仲間の男性MSJさんが特別参加して4名。
クライミングでは、「手順足順を指示してしまうと、指示された側は考える前に身体を動かしてしまって、成長を阻害してしまう。」みたいな話があります。操り人形、マリオネット状態、などと言う人もいます。
ガイドの初心者講習会であれ、夫婦の旦那さんと奥さんの関係であれ、山岳会のオジさんから後輩であれ、ジムの無料道場であれ、これに陥る可能性はあります。
とはいえ、この通説は有名なので、一定レベルのクライマーなら、自戒を込めながら指導やらアドバイスしています。
さて、ロープワークでこれをやると、成長の問題だけでなく、リスクも伴います。
終了点作業でまごついている初心者に、下から指示すると、遠隔操作って感じですよね。
岩場でたまに見かけるけれど、よっぽど気を付けてやるか、我慢して口出ししないか、よく考えた方が良いと思いますよ。
具体的な講習内容
・ロープの畳み方を洗練
・スリングの収納方法
・アルパインクイックドローの作り方
・結び替えの色々なパターン、事故事例の考察練習