今回は、常連女性KKさん、ランナウトの近所に住む女性KDさん。
今回は、易しい岩場でリード講習の一部をやってみました。
具体的には、終了点作業が主。岩場で見掛ける初心者には、とても沢山の道具をぶら下げて登っている方がおります。
それに比べて、ジム上がりの若いクライマーは、スリングすら持っていなかったり。
後者は後者で問題があることもあります。
が、終了点作業くらいならヌンチャクだけで大抵の場合に対処できるのも確か。
できれば、スポーツクライミングは最低限の道具だけで登りたいところです。
その理由として
・腰に下げるギアが減れば、軽くて動きやすい
・道具が少ない方が、ロープワークも、それを理解する思考もシンプル
なんてことが挙げられます。
僕がオススメする方法としては、
・結び替えだけならヌンチャク1本
・懸垂下降があるならATCを加える
・終了点が怪しいor木 のときはスリングも加える
といったものです。
具体的な講習内容
・結び替え
・ウィップフラッシュ現象
・懸垂下降(KKさん向け)
・ATCを落とさない操作方法
・実践リード練習
ちなみに、終了点作業の軽量化は簡単ですが、アルパインクライミングの軽量化は大の苦手です。
もちろん、経験とともに知恵で軽くできることもあります。
(最悪、スリングが足りないときはメインロープを結ぶという手を知っている、など)
でも、非常食だの防寒具だのを減らすってのは、自分の力量とスピードに自信が無いと厳しいですね。
夏のマルチピッチくらいなら、ある程度軽量化できてると思うんですが、我ながら下手くそです。
なんせ冬の軽量化は恐いんで、少しずつやってみます。