2015年3月24日火曜日

そこに技術があるから

3月24日(火)は、スキー練習にて1人で奥利根。
登山道しか歩かないのに、やたらとクライミング道具を収集する人がいます。
クラックをやるつもりはないけど、カムが欲しくなる人がいます。
アイスクライミングをやる予定もないのに、憧れだけでアックスを購入する人がいます。

一方で・・・

ジムクライマーなのに、ジムで岩場っぽいムーヴという噂を聞くと、なぜか習得したいモチベーションが上がる人がいます。
ジムクライマーなのに、ホールドとホールドの隙間にジャミングが決まると聞くと、覚えたくて仕方ない人がいます。
スポーツルートしかやるつもりが無いけど、マルチピッチのシステムには興味津々の人がいます。
そして、私も・・・

今のところ山スキーをやる予定もなく、山スキー道具も持って居ないのに、

なぜか
「悪い雪に強くなりたい。」

という謎のモチベーションがあります。


滑り系の友人ガイドからツアー参加者の話を聞くと・・・

「1級所持者も、山に出たら全くダメな人も居る。いや、むしろ1級を自己申告して来た方が、自信ありそうなだけに、心配するケースが多い。」

そんな話を聞いたら、
「圧雪面だけじゃ、弱いクライマーになる!」

って擦り込まれる気分です。


いや、全然やる気が無いわけじゃないんですけどね。
という訳で、今日は本降りの雪が1日中続いたので、午後からは新雪練習になりました。

我ながら、妙な感じです。

でも、クライミングもそんな時期がありました。
目標はないけど、山向けの練習だけは楽しい、っていう。