10月31日(土)は、マルチピッチリード講習にて、三ツ峠。
男性SRさん、男性FKさんのペア。
<午前中は、支点関係の講習>
丸1シーズン、季節が巡りました。
月1回弱のペースなので、結構な回数を受けているとも言えます。
<登攀準備>
そして、当塾に来てからも2年くらいは経ったかと思います。
このクライミング歴は、講習生の中でも短い方だと思います。
<ギア扱いがサマになってます>
そんな2人ですが、すでにクラックリード講習は終えて、クラックの本気トライが出来るまでになっております。
SRさんは、先週末にジャイアントジャムサンド(5.10a)をオンサイト、FKさんはカサブランカ(5.10a)を2便目で1テン。
これに関しては、大学生にも負けないような進歩速度だと思います。
<日吉クラッカーの見せ場>
コツコツと出来ることを増やしていけば、数年前とは全く違う景色が見られます。
<気分は、ヨセミテ>
2人が今回、何度も口にしていた言葉です。
今までは、登攀準備、ビレイ点作業、ロープの絡み、といったことに気を取られ過ぎて、混乱気味だったなぁと。
最近ようやく、各ピッチのリードで本気トライに近いことが出来たり、マルチ作業の小技に気が回るようになってきたみたいです。
<2P目の組長>
今の段階だと、「それ、危ないから止めてください。」と私から注意することも多数。
<「よくリードしましたねー。」>
これから、徐々にリスク認知の幅を増やして、作業の効率化も考えて行きましょう。
それが少し出来てきたら、卒業です。
<易しいピッチは、快調>
プロテクションの良いピッチなんかは、
「ナイスクライミングでした!」
と毎回言わしめます。
もちろん、グレードにしたら、5.6~5.8くらいなんでしょう。
<ちょっと寒い>
クライマーの素養の1つに、冒険家とスポーツマンをどれだけ兼ねられるか、ってのがありますから。
<「お疲れさまでーす」>
だから、今でも高度感を楽しむ程度で、作業的に登っている人も見かけます。
でも、各ピッチをフリークライミング的に楽しめば、さらに冒険的なものになります。
<完登!>
「登るとは何ですか?」
「安全とは何ですか?」
っていう大学の試験みたいだ、と評した卒業生がおります。
素早く卒業できなくても、この問いへの理解が深まるなら、それはそれで大きなプラスだと思っていますよ。
<気分は、キャンプ4>