2015年11月2日月曜日

グレードと充実感の不一致

10月29日(木)、30日(金)は、長門さんとミズガキ。

1日目は、ボルトルートでカサメリ沢。
2日目は、ワイドクラックで不動沢の摩天岩。
<1時間半のアプローチ>

今回、摩天楼(オフィズス、5.11a)をR.P.できました。

ワイド系では、グレード更新です。
有名クライマーでも苦戦するとの噂の一方、2年前にトライして何とかなりそうな形状だと知っていたので、憧れのルートでした。
<1時間ちょっとで、摩天下部>

ただ、自分のクライミングそのものは、結構微妙でした・・・。

①トライ前
せっかくなので、長門さんにオンサイトトライしてもらうが、テン山。
そこで、長門さんが解決したムーヴを覚えて、自分のトライ。

②1トライ目
リーチが活きまくりで、後半数手だけで突破できることが発覚。
1テンで、自分も驚くほどアッサリ抜ける。

③2トライ目
R.P.
<ウォームアップする長門さん>

例によって、ワンポイントのルーフ越えで、数か所のホールドやジャミングポイントがあるパターンです。
だから、ルーフ下に足が残ったままで、かなり上の方まで届いちゃうんですよねー。
<ドンくさそうに見えるのは何故だ?>

長門さんにとっては、先日フォローに付きあっていただいたルーフワイド(たぶん初登なんで、土竜(もぐら)、5.10d、とします。)より、明らかに難しいとのこと。

ただ、私にとっては、体格的に有利過ぎちゃって何とも。

正直、5.11aを登ったっていう充実感に欠けます。
<長門さんのオンサイトトライ>

易しく感じたとは言え、2年前に敗退してエイドでトップアウトしているので、若干は上達していることは確かです。

また、この日は極寒だったので、長門さんが1トライ目をやらなければ、取り付き敗退してしまった可能性大。
※私にとっては、ウォームアップの5.10aでも、凍傷になりそうな寒さで、本当に落ちそうなムーヴの連続でした。

だから、「自分頑張った」とは思います(笑)。
<ムーヴをガン見>

グレードじゃなくて、本日が充実したクライミングだったんで良しとしましょう。
とりあえず、少しずつ上達はしているようだし。

グレードに拘らず、ワンポイントのハング越えが出てくるワイドが、今の自分にとっては丁度良い難しさみたいです。
また、色々登って考えます。
<2年ぶりにトライする私>

<私、リーチ有利あるね>

具体的に登ったルート
1日目:カサメリ沢
・トータルリコール(5.10b) アップ
・ワニワニワニ(5.11b) アップで2回
・ネコのヒゲ(5.10b) オンサイト、アップ
・ごっくん小僧(5.12a) 2トライ(夏前にやっているので通算5トライ)でR.P.
・お先にマサカズ(5.11d) 2トライ(通算3トライ)でR.P.

2日目:摩天岩上部
・虚無僧クラック(5.10a) アップから凍死しそうっす
・摩天楼(オフィズス、5.11a) 2トライ(2年前と合わせて3トライ)でR.P.
<平均身長くらいだと、ルーフが大きく見える>

<そうは言っても、きっちりR.P.する長門先生>