2015年11月5日木曜日

秋来りなば冬遠からじ

11月4日(水)は、昼にリード3回目。
男性AYさん。

夜は、ムーヴLv.1。
女性ARさん、女性WNさん。
<昼の部で、本気トライに使った5.10b>

夜の部で、アックスの振り方を講習しました。

ARさんは、昨シーズンにアイス講習を何度か受けており、
「もし、他に誰も来なかったら、アックスの振り方を見てください!」
という熱い要望につき。

WNさんも、マルチピッチリード講習を卒業しておりますので、この2人なら丁度良いかなと。
<笑いながら、刺す>

色々と振り方を検討していると、2人とも徐々にスイングスピードが上がって来ました。
アックスの振り方にも、コツが色々ですね。
<登りながらだと、打ちこみにくい>

WNさんは、まだ縦爪アイゼンを購入するか悩みに悩んでおりました(笑)。

乾いた岩のクライミングに、少しずつ自信が付いてきたWNさん。
たしかに、ここで冬のクライミングに手を出すと、またイチからスタートになります。

でも、スポーツクライマーというよりは山志向なんで、いつもながら揺れる心です。
<最後に、登りの癖を少々チェック>

私の個人的な予想としては・・・

バリエーション好きなWNさんは、いずれ絶対やることになるとは思います。
(一昔前だと、“アルパイン志向”なんて言葉もありましたね。)

今シーズン、何回か慣れるくらいは、やってみても良いかなと思います。
とりあえず、トップロープでの練習が大事なので。

ただ、アイスのリードは、ジムで5.11aは登れないと厳しいので、本格的にやるのは来シーズン以降が良さそうです。



具体的な講習内容
昼の部:
・ビレイの手の動き
・無限レストできるときは、ゆっくりと観察
・落ちる練習&止める練習
・実践本気トライ
AYさんは、これにてジムリード講習を卒業といたします。

夜の部:
・アックスの振り方
・登り方チェック
①レストの際、降ろしている方の手は、伸ばそうとしすぎると力んでしまう
②片手主体のバランスをとってから、もう一方の手を離すと、グラつかない
③デッドポイントの場合は、完全に片手主体にしなくても良い
などなど