2017年11月2日木曜日

機械的な手順

10月29日(日)は、雨にてロープワーク講習。
女性HMさん、男性SGさん。
<仮固定の練習中>

セルフレスキューの有名なお題として、リードのビレイからの脱出、ってのがあります。

リードがフォールして怪我を負って登り返し不可能、ビレイヤーによるロワーダウン不可能、という設定。
(ロワーダウン不可能な理由として、沢登りなどで下が滝壺、マルチなどでロープの半分以上登っておりビレイ点までロワーダウンで届かない、などなど。)
<子供が動物を宙吊りに>

お題に対する回答として、ビレイヤーがロープをビレイ点にフィックスして、ビレイヤーがビレイから開放される、というものがあります。

この手順自体は、わりと機械的なものです。
本日の2人からは、「この手順が知りたい!」という熱いリクエスト。

で、今後どうしますかね?
<引き上げ>

クライマーが気を失っている設定だと、レッグループ型の普通のハーネスで何時間生存していられますかね?

全ては設定による話なので、深入りはしないでおきます。
ただ、マルチピッチでリードのビレイをしている最中に、「いま、もしここで事故っちゃったら・・・」と常々想定しながら登ると、徐々に力が付くような気がします。

ほとんどの場合、ロワーダウンの方が良い場面ばかりに感じますが。
<逆さ吊り>