K島さん、N村さん、H山さん、S東さん、カメチヨ、えのきどさん、という異色のコラボメンバーにて。
<初日の午前中は、アプローチ整備>
このツアーでの元々の目標は、5.11台のオンサイトトライを何本か。
あとは、台風によってルートが変わったという新鼻エリアの再訪。
しかし、天候によって行動は2転3転。
強風や、それに伴う波で、思うようにはクラックエリアに行けず。
アプローチ整備の手伝い、ボルダー、ジム、そして最終日に半日だけクラックリード。
ただ、これがまた三宅島への愛着を高めるツアーになったのでした。
<力強いN村さん>
初日は、西高東低の冬型。晴天なれど強風。
西側海岸に位置するクラックエリアは、かなり大変そう。
それでもリードしたい3人は、富賀浜エリアに偵察。
しかし、強風で撤退して来て、全員で黒潮エリアのアプローチ整備。
そして、昼前から東側海岸のボルダーエリアに向かったのでした。
<やや、傾斜負けしている私>
で、初日はアノウ崎西エリア。
ボルダーの隙間のチムニーでウォームアップして、7級~2級までを。
結果
①サカキ7級
②メジナ4級 O.S.
③竜3級 敗退
④穴エイー2級 敗退
⑤パックンチョ5級 O.S.
⑥ブダイ2級 1時間強でR.P.。この日、最大の喜び!
⑦支柱4級 30分強でR.P.。この日、2番目の喜び!
⑧おばさん3級 1トライ目で岩が欠けて、少し危ういフォールを経験。数トライでR.P.
<“ど”リーチムーヴで、トライする私>
久々に再確認したこと
・ボルダーは、粘れることが少ないので、O.S.トライにドラマが少ない。ゆえに、O.S.好きな私みたいなタイプであっても、R.P.の方が喜びが大きそう。とはいえ、一応1トライ目も大切に、ぐらいが良さそう。
分かったこと
・下地が変化することが多いボルダーでは、SDと表記されていても、こだわらないのも1つの方法。初登時の方が下地が高かった場合、SDでは同じスタートホールドで離陸不可能(困難?)になってしまうことも多い。
今回の場合、えのきどさんに過去の下地情報を聞けたので、ほとんどのケースではスタートホールドだけを縛る形でやってみました。
<ボルダラーっぽく見える>
セッション効果も大きいです。
ところで、やっぱり皆さんボルダー強いっすね。
<夕焼け>
夕方、もう1エリア回ろうかとしたものの、またも強風撤退。
諦めて、ジムで軽めに遊ぶ方向。
私は指も疲れていたので、どっかぶりガバガバのルートを2本リードして終了。
せっかくだから頑張りたい人は、1、2トライほど本気トライをしておりました。
<やはり、頑張るカメチヨ>
<釜の尻エリア>
2日目も、強風。
一応、新鼻へと偵察へ向かうも波高く撤退。
N村さん、H山さん、本日までのS東さんは富賀浜でリード、他の4人はボルダー。
岩場にて、知り合いも1人合流したり。
<海をバックに>
ほぼ全員が登れるか、全員で敗退するか、といった課題ばかりを巡ることになりました。
<カッコイイっす>
この日のセッション効果は極大だったように思いますが、これに関してはカメチヨブログが熱く語りそうなので、パスします(笑)。
<クラック課題>
釜の尻エリア
①めいろう3級 O.S.
②夏風5級 フラッシュ
③七つ色4級 O.S.
④無名6級? フラッシュ(スタートをSDみたいにやっていたので、4級かな?)
⑤課題名不明左抜け2級? 敗退
⑥課題名不明右抜け4級? 5トライぐらい
アノウ崎西
①サバサンド初段 敗退
②ネオ東京3級 30分くらいでR.P.。足先行など、かなり工夫した。
③19号2級 数トライ。マントルまでしかやらなかったけど、今トポを見直したら、トップアウトまでする設定?
④喫茶遊4級 O.S.
⑤大佐2級 30分くらいでR.P.。ただし、頂上のリップを取ってから右抜けっぽくしたのは、果たしてアリなのだろうか?という疑念は残る。ダイレクトは怖すぎて無理。
<あまりカッコよくない私>
<めっちゃ苦しそう>
<富士山>
<膝が敗れた私>
<宿の夕飯>
3日目の最終日。
4人は、PO壁へ。
えのきどさんと私は、新鼻の調査を薄暗いうちからスタート。
だがしかし、前日まで波が壁にまで掛かっていたようで、壁はズブ濡れ。
諦めて、我々もPO壁へ合流。
<新鼻にて夜明け>
この日は、昼過ぎの船に乗る都合もあって、半日勝負。
そして、ようやっと本来目的のクラック。
<トポに無いバリエーションラインに挑むH山さん>
ただまぁ、さすがに疲れてます。
そんな中でも成果を出した人もいましたが、私は結構ダメな感じでした。
<フェニックスロール(5.10d)を2撃するN村さん>
結果
①積み木崩し(5.10a) 再登でアップながら、意外と苦戦する
②君の知らない物語(5.10c/d) オンサイトトライ。中間やや下で、プロテクションに苦戦して、クライムダウン敗退。別ラインからも可能性があるので、次回の宿題に。
いずれにせよ、PDっぽいラインで、トライには注意が必要。
<「マジかよー。こえーなー。」>
特に、ボルダーは自分がツアーに出ることが無さそうなジャンルですが、やればやっぱり楽しいものですね。
<帰る間際まで、真面目さがにじみ出る>
お世話になった皆さま、特にエリア案内までしてくれたえのきどさん、ありがとうございました!
また、是非よろしくお願いします。
<お疲れ様でした>