2019年3月10日日曜日

リスク認知が登りに与える影響

3月6日(水)は、リード3回目で、男性KTさん。
リード2回目で、男性SKさん、女性KDさん。

3月8日(金)は、ムーヴLv.0で、3人とも新規で女性KBさん、男性SNさん、女性NSさん。

3月9日(土)は、リード2回目、3回目で、女性YIさん、男性SKさん、女性KDさん。
女性KDさんはジムリード講習を卒業といたしました。復習参加でも、岩場リード講習でも、よろしくお願いします。

クリップしてある最終カラビナが、身体のどこに来ているか、というのを意識しています。

「腰より上(トップロープ状態)」、「股下」、「膝」、「膝下」、「足首」、「足元」、「足元~cm」
などとランク分けします。

トップロープ状態は、初心者でも短時間で慣れる人が多くいます。
膝下ぐらいなら、さほどのフォールにならないことは、ビレイをしていれば感じるところでしょう。とはいえ、初心者は怖くて当然です。
足首以上だと、ロングフォールという感覚です。フォール態勢失敗は怪我に繋がることも多く、緊張感が漂います。
とはいえ、スタンス1つ変えれば腰の位置は変わるので、状況は目まぐるしく変化します。
今現在はトップロープ状態でも、1ムーヴ、2ムーヴこなして次のガバを掴む頃には足首だったり。
「これを意識するようになったら、足を(必要以上に)上げすぎる癖が治りそうな気がした。」
というYIさん。

過剰な恐怖心は困りますが、正しい恐怖心が慎重で粘り強い登りを生み出すなら、素晴らしいことだと思います。

リスク認知とムーヴ能力は、無縁ではないようです。