2012年5月31日木曜日

成果を報告する人あり、心にしまう人あり

5月30日(水)の昼は、ランナウトにてムーヴ講習。
常連女性ODさん、KMさんのペア。
KMさん。
「以前よりは楽になりました」
くらいしか、いつもプラスのコメントを言わない人です。

が、実は周りからは「上手くなった」と褒められているそうです。
どうして僕がそれを知っているかって(笑)、御一緒のODさんや、他の方に聞いたりするからです。

ODさん、他ガイドのところで「メチャクチャ上手くなったね」と褒められたそうです。
ダイアゴナルなんかのフォームに関しては、僕なんかより美しいんじゃないかと思うくらいですから、それは納得です。
しかも、三ッ峠に行って、クラック講習も存分に役に立ったとか。

ODさんは、喜びを逐一伝えてくださる方です。
僕も「良かった」と思いますが、本人にとっても

「自分は何が出来るようになった!」
と考えるのは、プラス思考で良いことでしょうね。

まあ、KMさんも心のうちはプラス思考なんだろうと思いますけど(笑)。
具体的な講習内容
・指の脱力(特に、フワッとホールディングする感覚について)
・壁に腰を近づけること(KMさん)
・引きつけよりも捻りを優先すること(KMさん)

<特別課題>
トップロープで5.10aのルートを繰り返し登る(ODさん)
・足位置を記憶する(次の一手を取りに行く直前のタイミングで、チラッと確認する方法)
・大レストポイントを活かす(両手を、交互にしっかりと休める場所)
・手順、足順によって、大きく“楽さ”が違うことを実感する
・ちょっと難しいムーヴで、フワッとホールディングするように努力してみる