5月10日(木)は、瑞浪にて自分のクライミング。
パートナーは、講習生だったTMさん。
3月に、阿弥陀北稜でリード講習も終えた、半分卒業生みたいな方です。
まだまだ、教えたいことはありますが、自立してリードできている様子。
良かった良かった。
「クラックなんかのゲレンデクライミングに関しては、もはや教えることはない」というと大袈裟ですが、とりあえず自立していて、普通にリードしております。
しかも、なんだか分からないうちに、私以上のワイド好きに!
ということで、ちょうどタイミングが合ったので、一度ご一緒してみました。
早速、5.7のチムニーでアップです。
瑞浪は、プチ小川山みたいな場所。
森の中に花崗岩が点在。
町からも程近く、ルートも8~20mと短め主体。
なかなか良いエリアですね。
さて、本日のメインディッシュ“アームロック効きますか?(5.10a)”。
とりあえず、私は無難にオンサイトできたので、TMさんのR.P.トライ。
無事に完登して、次なる次元への一歩をズリ上がりました。
さて、例によってスタートにテラスがあったので、「それを使わない!」という限定でトライ!
クラックの場合、ジムが無いので、練習になりそうな課題は自分で作ると面白いです。
初心者のうちは、「全部ジャミングで登る!」とか言う限定をよくやりました。
最近は、「あのガバ、あのスタンスは使っちゃダメ!」とか言う限定の方が、課題として面白いように思います。
ジムの課題作りで、ホールドを限定する方が、ムーヴを限定するより面白いという結論にいたっているので。
まずは、「テラスなし」
これは、無事一撃。“よろめき”よりも若干悪いくらいかな。
次に、「左向きのみで小ハング越え」
1便目は、ハング越えで2フォール。
ホールドを発見し(笑)、ムーヴ解決。
2便目で、R.P.。
やはり、「ワイドはフェース」なのか?
あとは、有名な5.10中盤を2本、悪いと評判の5.10a、5.9を登って終了。
ワイドのヨレがあったのか、どれもこれも落ちそう!
なかなか良いトレーニングになりました。
具体的に登ったルート
・ひばりチムニー(5.7、チムニー)O.S.
・アームロック効きますか?(5.10a、フレアーチムニー)O.S.
“よろめきクラック”よりも、若干易しいかな?
・同ルート、テラス無し限定
無事一撃。
“よろめきクラック”よりも、少し悪い
・同ルート、左向きのみ限定(小ハング越え)
一便目は2フォール、二便目で完登。
“大魔神”の台無しよりは易しいけど、5.10bはありそう。
・ゆうこ&やよい(5.10c、ハンド~O.W.)フラッシュ
・エースを狙え(5.10b、シンハンド~O.W.)O.S.
これは、瑞浪の中では長い!
美しい花崗岩の、ナイスルート!
もうヨレ気味で、何度も落ちそうだったけど。
・ハッピィクラック(5.10a、ハンド・フィスト)フラッシュ
いわゆる“ミジカシイ”課題。
・新人クラック(5.9、ハンド・フィスト)O.S.
これまた“ミジカシイ”課題。
新人泣かせクラック、新人いびりクラックという異名も納得の一本。
この日は、ミズガキ方面は雨だった模様。
そういう意味でも、勝ち組でした。