4月18日(土)、19日(日)も、クラックリード講習にて、湯川。
つまり、私にとっては3日目、4日目。
3日目は、女性TUさん、男性FTさん、男性TUさん、女性KIさん。
4日目は、メンバー総入れ替え。
男性EMさん、女性MOさん、筑波の男性TUさん、足利の男性NMGさん。
3日目のメンバーは、普段はボルダー中心。例によって、有段者もいたりして、クライミング能力は高め。
申し込んでから、当塾の
「基本は、なるべく入門講習から受けて欲しい。」
というスタイルを知ったそうで、
「追い返されるんじゃないか?」
と、ビビりながら参加したそうですが(笑)。
※ホントは、そうして頂きたく思います。
<3日目は、乾燥して最高のコンディション>
「ボルダラーであり、冒険家でもある。」
ってのが、アルパインクライマー像と言えるんじゃないかと。
そういう意味では、皆さんスポーツマンです。
<クラック系アイドル>
①ムーヴ、ジャミングに対するモチベーションが、とても高い。
マルチピッチのために、ちょっと止むを得ずカムを購入したタイプの方々とは段違い。
最初っから、興味津々。
<当然ながら、まだぎこちない>
普段から、岩場ボルダーでトップアウトの気持ちよさを味わっていることがプラスなんでしょうね。
例えば、
「残置の終了点にクリップしてから最後のマントルをこなすのは、クラック的には有りか?」
(そのままの岩を登りきれるのが、クラックの魅力、という原点を考えると。)
みたいな議論も、違和感なく話せます。
これは、冒険的な要素なので、ちょっと意外な話。
ボルダラーの中で、当塾講習に興味を持つという条件で絞り込んだ結果だから?
<無名フィンガー>
これは、山屋さんが苦手なこと。
でも、ここにこそスポーツ性があります。
<本チャンっぽい1場面>
ただ、ほとんどのボルダラーさんは、
「自分は、そういうことが苦手なので、本当は少しずつ学ばなきゃ。」
という謙虚な姿勢があります。
なんで、レベル的には山屋さんより成長は遅くても、教えにくいと思ったことは皆無です。
⑤レストが苦手。
毎回思うのですが、大ガバとか、ガバ足でしかレストしない人が、結構多いです。
だから、核心前後に大ガバがあるルートなら、対応できる感じです。
が、オンサイトクライミングでは、小ガバくらいでレストしながら戦略を練るような場面が多いものです。
(このケースでは、レストは回復しなくても消耗しなければオーケー。滞在して、落ち着くことに意味がある。)
そういうのには、なかなか慣れないものなんだなぁーと。
<楽しそうにジャミングするNMGさん>
「なんでクラックやりたいと思ったんですか?」
と聞くと
・ジャミングに興味が湧く
・そのままの岩を登れるのがカッコイイ
・マルチにも興味がある
といった回答です。
今現在、クライミングブームでボルダリングジムは相当増えてますからねー。
今後、ボルダラーはどんどん層が厚くなるでしょうね。
それに伴って、クラッカーが増えるかどうかは、未知数です・・・。
<小雨につき、うつむき気味(笑)>
・テーピングの巻き方
・ジャミングのコツいろいろ
・ジャミングが外れないように引き付けるコツいろいろ
・ボルダー練習
・地上でのカムセット練習(NMGさん)
・トップロープで本気トライ
・実践リードトライ
KIさん:
デゲンナー(5.8)再登
無名フィンガー(5.9)テンション掛けつつトップアウト
NMGさん:
デゲンナー(5.8)再登
2日目は、午後から小雨になってしまいましたが、モチベーション高く16時頃まで頑張ってました。
もちろん、500円に値下がりした灯明の湯に直行しましたよ。