10月23日(金)は、リード1回目。
男性OHさん、男性ISさん、女性ODさんの3名。
今回は、特別に筆談前提でクラス分け。(ジムリード講習は、一番忙しいので)
もう随分前になりますが、レストの種類を書いたことがありますね。長期レスト
・一か所に留まって、両手を交互にレストする
(マッチ出来る大ガバがあるときなどが、典型)
中期レスト
・片手だけ、手を下ろしてレストする
短期レスト
・ムーヴ中に、手を少し下ろすか下ろさないかぐらいの短時間で、わずかだけシェイクする
それぞれの使い分けを、考えて欲しいのです。
短期は、それしか休みようがないときに有効です。
極論、大体のスタティックムーヴなら、わずかにシェイクできると思います。
ただ、あんまり回復しないので、登りながら消耗していくスピードのを抑えるようなイメージです。
中期と長期は、休みやすい体勢を作れるときは有効です。
レストするために、足位置を変えたり、腰位置を調整したりします。
悠然と、オブザベーションに時間をとれることも多いです。
ちなみに、一手一手レストする練習を指示すると、短期レストを始める講習生がいっぱい居ります。
でも、短期レストだと、相当不安定な体勢でも出来ちゃうんですよねー。
だから、安定したレスト体勢を作る練習にならないんです。
この練習の意図は、
・安定しているかどうか、自分で感じる
・その体勢が、リード中のクリップ体勢や、オブザベ体勢に繋がる
というものです。
そんな訳で、まずは中期レストを意識した方が良いんじゃないかと思いますよ。
リードクライマーへの、第一歩だと思います。
具体的な講習内容
・トップロープの総点検
・一手一手レストする練習
・エイトノットの結び方
・ATCを落とさない方法
・ビレイの弛ませ具合を一定に保つ意識
・トップロープで落ちる練習