2015年10月3日土曜日

応相談

10月2日(金)は、岩場リード講習の予定が、予報が微妙につきジム講習。
ジムリード2回目、3回目という2コマ分。
女性SMさん。
<Zクリップの再現実験>

当塾のクライミング講習は、以下に順序立てております。

①ムーヴLv.0
②ジムリード
③岩場リード
④クラックリード
⑤マルチピッチリード

ただ、最低参加条件を満たしていれば、飛び級を認めております。

例えば、
・ジムの5.9以上を3本以上オンサイト
という条件で、③(岩場リード)に参加可能です。

東京近郊に住んでいないなど、ジム講習を受けられない方には、止むなくオススメしております。
(参加条件よりも、①や②でムーヴやビレイの動きをミッチリ講習しているので)

ただし、⑤だけは講習中のリスクという観点から、④の卒業が必須。
<理解すると、1人うなづくSMさん>

今回のSMさんからは、ジムリード1回目を終えた段階で、

「平日休みがあるんで、順番前後しちゃうんですけど、岩場リードを受けても良いでしょうか?」
という打診がありました。

SMさんは、経験者なので最低参加条件もクリアしておりますし。
こういう方も、実は多いです。

こちらのイメージとしては、
「順番前後しても、ジムリードも受けてくださるなら、大歓迎。」
「そのまま、ジムリードを割愛する気持ちなら、もう少し我慢してから進んだ方がベター。」

という感じ。

実際、岩場リードやクラックリードも、初日~2日目はトップロープ主体なので、新規の方でも受けいれやすい態勢にしています。
でも、やっぱりジムリードから付きあってくださっている方が、遥かに教えやすいですよ。

特に、途中からはガンガンとリードさせてますからね。
<5.10cのオンサイトトライに向けて、オブザベ>

応相談のスタイルは、労力は掛かるけど講習生の気持ちはよく分かります。

ま、数年前は応相談ばっかりで、カリキュラムは相当弾力的に運行してました。
1期生、2期生みたいな話です。
今考えると、我ながら応相談を頑張ってました(笑)。

その頃の反省を踏まえている分、今の方がカリキュラムは進歩したと思います。
その分、講習生からのメール相談に対しては、かなり定型的に答えられるようになってしまって、ちょっと申し訳ない気もします。

こちらの段取りの意図を汲んでくださる方であれば、なるべく相談には応じたいと思っております。
飛び級したい気持ちも、よく分かりますので。


と、ここまで書いておいてですが。
本日は、予報が微妙につき、SMさんの希望でリード2回目、3回目となりました。
つまり、結局は飛び級未遂。

もちろん、問題なくジムリードは卒業でしたよ。

具体的な講習内容
・内容はいつも通り
・実践本気トライ
5.10a:オンサイト
5.10c:1トライ目は、ムーヴ解決ならず。2トライ目で、ムーヴ解決。

マンツーマンで、相当登りましたね。
お疲れ様でした。