2017年10月24日火曜日

ヨーヨーもどき

10月24日(火)は、自分のクライミングにて、瑞牆のツル岩。
N田くんと。

「我ながら、三流クライマーらしいなー。」という、マイブームです。
<アップ中>

リードでフォールしたら、通常はハングドッグを始めます。

講習生のレベルだと、オンサイトトライ、ハングドッグによるムーヴ解決、のいずれかが極端に苦手なことが多いので、ここから下の話は無視してくださいませ。
<ぷりんぷりん(5.9)>

で、例によって卒業生やら友人やらに、思ったことを呟きたいレベルの話です。

テンション入ったら強制的にロワーダウンさせられて、ムーヴ探り、ホールド探り禁止というスタイルもあります。

このスタイルは、
「テンションは擬似フリーソロで死んだのと同じなので、潔く降りましょう。」
っていう理念もありそうですが、いまのところ共感できません。

一方で、落ちた箇所より上を2トライ目もオンサイトっぽく楽しめる、という部分には共感できます。
<ツル岩の西面>

とはいえ、ハングドッグしないとムーヴ解決しないルートとかは、このスタイルだと即封印です。
だから、個々のムーヴは1発で出来そう、というルートにしか適用できません。(もしくは、徹底するなら封印することになる。)

つまり、オンサイト出来そうなのに凡ミスやら、ムーヴ選択の賭けで外れクジ、などの特定の状況では、ハングドッグ無しも意外と面白いような気がします。
特に、「どうせテンション入ってるし。」とばかり、全ピンでテンションしながら後半部の最適ムーヴを探して、2トライ目が消化試合っぽい完登になった経験が数々ありまして(笑)。
<一時的な晴れ間>

ハングドッグ禁止ではなく、オンサイト(フラッシュ)トライ失敗時の選択肢として考えておく、ってのは面白いなと思っています。

ちなみに、何が三流かというとですね。
・徹底しないスタイル(遊び)なのに、喋っちゃうところ
・オンサイトできそうな課題を失敗しちゃったとき、という後ろ向きな話題
・強い人は、とっくの昔からやってそうなこと

練習になる部分もあるし、非効率っぽい部分もありそうです。
ただ、99%勝てそうなレッドポイントトライよりは、2~3割落ちそうな本気トライとして充実している気がします。
<バカアーサナをR.P.するN田くん>

具体的に登ったルート
・ぷりんぷりん(5.9、ハンド) 再登
・バカアーサナ(5.11d、NP&B) フラッシュトライで、ポロっと落ちた。が、テンションしたら、すぐにキーホールドの見落としに気付いた。このままハングドッグすると、2トライ目は消化試合っぽくなりそうだったので、ここで降りることに。で、2擊。
・ほったらかし(5.12b、ボルト) フラッシュトライでフォール。以下、ハングドッグしてムーヴ解決。合計4トライするも、核心ムーヴの確率が悪すぎて登れず。

うーん、ほったらかしは登りに行きたいです。