2017年12月11日月曜日

と金の遅早

12月9日(土)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
NSさん夫妻、男性TSさん、女性UHさん。
<シーズン初の城ヶ崎>

TSさんは、八戸にお住まいです。
1~2ヶ月に1回ぐらいの割合で参加されますが、こんなに遠い方が続けてくださっているのは初めてです。

普段からクライミングをされていて、スポートなら5.11前半くらいは登る御様子。
講習中も、ジムで5.11aをオンサイトされていたし、岩場での登りを見る限りでもそのくらいの力はありそうです。

講習を受ける切っ掛けは、2つ。
・クラックやマルチがやりたいが、地元山岳会で教わると色々時間がかかりそう。
・スキーを長年やってきて、最近インストラクターにレッスンを受けてみたら、「もっと早く受けておけば。」と思った。

理由だけ聞けば納得するんですが、八戸からの移動を考えると頭が下がります。
<テーピング>

UHさんは、数年前に一度講習に参加して以来、久々の申し込み。
が、なんと3回連続で雨中止。

大抵の場合、久々に申し込むと雨中止で意気消沈するものです。
現実として、友人と岩場に行けている日常がある訳ですから、講習に来ないと路頭に迷うこともないのです。

が、今回で4度目の正直。
無事に晴れて、ジャミングやらカムセットやらの基本を始められました。
<地上でのカムセット>

最後に、NSさん夫妻。

最近は、自分たちで岩場に行ける機会も増え、ようやく5.9が安全圏、5.10aもオンサイト出来るかも、ぐらいに感じてきた様子。
その一方で、講習ペースはゆったり。
1年間、月1回ぐらいのペースで、ようやくカムセットも理解出来てきました。

そして、本日はトポに載っていない5.4くらいの2ラインを、無事にリード!
今回は、特にそういう方々が揃ったというのもあります。
辞める言い訳なんて、いくらでも転がっていたでしょうに。すごいです。

自分を鑑みると、ここまで愚直にやっているかどうかは疑わしいです。
人には、「コツコツやれ」と散々言っているのに(笑)。
さて、ゆっくり頑張りましょう。
<リード中>

<擬似リード>