2月15日(水)の夜は、ランナウトにてジム講習。
最近、隔週でムーヴ講習を受講中のARさん。
本日は、反動ムーヴを練習しました。
次の一手を取りに行く際、一度反対側に体を振って振り子のように発射!
と言っても、足はそのままであったりするので、飛ぶ(ランジ)ほど派手ではありません。
ダイナミックムーヴ(いわゆる、デッドポイントとランジ)の基礎編です。
このムーヴ、何が良いかって省エネなんです。
ジムの5.8を流れるように登る常連さんの姿、見たことありませんか?
彼らは、淀みなく登るだけではありません。
実際に、フワリフワリと体を揺らしながら登っているから、流れるように見えるのです。
で、これが5.12を登るような人でも、「フワッ」と感が上手い人とそうでも無い人が居ます。
苦手な方によくあるのは、デッドポイントをスタティックよりパワフルな動きだと勘違いしていること。
それは、誤解ですよ!
もっと、フワリフワリと登れるはずです。(コツさえ分かれば・・・)
極端な例ですが、初歩的なランジでさえフワリと決めれば、細かいホールドでの普通の動きより、省エネ(!)だったりするのです。
コツは
・振り子しやすい足位置を選ぶこと。
・思い切りよく反対側に振ること。(発射のタメを作る)
山ではスタティックが基本ですが、スポーツクライミングでは初めの一歩的なムーヴなのです。
具体的な講習内容
・反動ムーヴ
・引きつけよりも捻りを優先する意識(復習)
・腰を壁に近づける意識(復習)
・アウトサイドフラッギング (今回で、おおよそのコツは掴めた様子)
ARさんは相当に頑張り屋さんなので、毎回、呆れられるくらいの本数を登っております。
良い持久力トレーニングにもなりますね。