2012年4月2日月曜日

同窓会登山の第2弾(大源太山)

3月31日(土)、4月1日(日)は、同窓会登山の第2弾。
上越の大源太山です。

(大源太山は2つあり、今回は平標の南にある、穏やかな山容の方)
今回も、12月の巻機山とメンバーは同じ。

あの登山が、初の本格的な雪山だった者あり、膝を痛めて町でも歩行困難になった者あり、友人宅で仮眠して無理矢理出勤した者あり。

かく言う僕も、翌日は猛烈な腰痛に見舞われ、仕事が無かったことを喜びました。

これでも誰も辞めない・・・。
どんだけM集団?
今回は、さすがにちょっとヌルめのコース設定で!

との考えもあり、今回のコース。
ラッセル無しなら日帰りコース、ありでも1日半ってとこかな?

ただし、予報は“春の嵐”・・・。
かなりドキドキのスタートです。

でも、誰も辞めようとは言わないんですけどね。
僕も、「雪崩れとか滑落の心配が少ないルートだし、皆がやる気なら、まあツラさは耐えますか」ってところ。
ただ、今回の核心は、車でした。

行き、三国峠付近で夜中の2時過ぎに車がスリップ!
全員全くの無事でしたが、車はガードレールにぶつけてフロントが大破・・・。

レンタカーだったので、保険込みでも罰金的な5万円は取られます。
その他、警察の見聞、レッカー移動、その後どうするかの話し合い。

結局、タクシーで入山口に移動して、寝ずにそのまま入山してしまいました(笑)。

温泉旅行に変更という選択肢もチラつきましたが、年に1回2回のイベントともなると、そう易々とは中止に出来ません。
今回は、僕が皆のモチベーションに引っ張られました。

個人山行だったら、間違いなく帰宅してジムだっただろうなあ・・・。
その後、入山すると春の嵐はなかなか来ず、しかも雪は締まってほとんどノーラッセル。
3時間半で目的のテント場へ。

30分ばかり整地していると、雨が本降りの気配になったので、5人用の大型テントへと逃げ込む。
水を作ったら、午後は睡眠時間解消のために昼寝です。

そして、外は予報どおりの強風&雨と雪。

車で厄を払ったのか、山は順調すぎるほど順調です。
ただし、ここで運転者の彼から、「プラスチックブーツが割れ始めている!」との声が。

普通だったら、絶対中止です。
彼の靴も、大学時代からの10年選手だし。

ただ、今回は仕事じゃないし、彼の根性も知ってるし。
アイゼンも出すかどうか程度の穏やかな山容で、万が一壊れても救助要請せずに背負って降りたりビバークしたり出来るだろう。

ってことで、登ってしまいました。
そして、翌朝は奇跡の晴れ!

しかも、テント場から1時間強で山頂へ。
で、朝10時には下山。

M集団の彼らからは、「ちょっとツラくなさ過ぎる」との声が。
やっぱ、高校時代から艱難辛苦をなめてきた仲間は、山に対する覚悟が違うなあ。

普通なら、車、春の嵐予報、プラブーツ崩壊の心配、の3つだけでお腹いっぱいですよ!
次回は未定ですが、同窓会を兼ねて山なら年間数回くらいはやっても良いですね。
しかし、馬鹿ばっかりで面白い。
ロープワークなんかは、ほとんど知らないんで、滑落の危険がある山なんかは難しい。
が、ひたすらツラい山でも行きましょうか?




行動記録
7:00 苗場スキー場浅貝ゲレンデ下を出発
8:20 スキー場トップ
10:45 三角山手前にて幕営開始
11:45 テント内へ

春の嵐をやり過ごしつつ、昼寝。

3:00 起床
5:10 出発(まさかの晴天!)
6:20 大源太山山頂(~6:45)
7:15 幕営地(~7:55)
10:05 ゲレンデ下まで下山

バスと電車を使って、帰宅。

「今回と巻機山の中間くらいの山が良いな」というのが、全員の共通認識でした。
今回のコースは、いくら何でも軟弱過ぎた様子。

でも、色々あって十分疲れたことだけは言っておきましょう。