4月15日(火)は、自分のクライミングにて小川山。
K田さんと。
<暖かい>
私も、その一人。
ひどい日は、
①駐車場を出発するとき
②本気トライ1便目の前
③本気トライ2便目の前
④本気トライ3便目の前
といった具合。
<まだ、雪が多いアプローチ>
ただ、食べる物の問題ではなく、ストレス性なんで仕方ないですね。
<イムジン河の下は、雪>
「あの辺で、苦しいクリップ!」
「あの固めどりの後、ランナウトで一気に2m進む」
「あの場面も、あの場面も。恐い、って思いそう!」
「あの辺は、レストして考えるヒマはないから、ドンドン進むしか無い!」
という具合に、トライ前に覚悟を決めておきます。
(私は、とても高いところが苦手なので、事前に覚悟しておかないと岩場ではナカナカ落ちられない。)
<イムジン河>
「この1回で、絶対に決めるんだ!」
という気迫も要ります。
その気迫を作る前に、
「失敗したら、どうしよう・・・」
という気持ちと、ひとしきり向き合う必要があります。
<パートナーのビレイをして、イメトレがバッチリになるほどに、お腹も痛くなってくる>
だからこそ、用を足すと、
「あれ!?なんだか、緊張がほぐれて来たかも。」
という錯覚もあって、最高の心理状態に導かれます。
緊張の後、肝が座ってきた状態です。
これが、最高のパフォーマンスを発揮すると言われております。
具体的には・・・
集中とリラックス、度胸一発と丁寧さ、という相反する要素が、高いレベルで調和される訳です。
<私も1便目は、自分の予想を上回ってダメダメ!>
この、肝が座った状態が、
・単なる自然体
「登れても、登れなくても、そんなに気にすることはないんだ」
・怒り
「くそー!今度こそ登ってやる。」
なんかより、良いパフォーマンスを出せるということ。
さて、講習生の皆さんはどうやって、最高の心理状態に自分を導きますか?
別に、お腹は下さなくても、結果が同じなら良いんです。
ただ、この肝の座った状態の前には、一度は“ビビり”を経由しないといけないようなんですが(笑)。
具体的に登ったルート
・小川山レイバック(5.9) アップ
・クレイジージャム(5.10d) アップのつもりが、意外と苦労
・イムジン河(5.11c/d) 2便出して、再登。
本来は、スーパーイムジン(5.12b)を触ろうかと思っていたが、やや体調不良&シーズン始めが相まって、ダメダメ。
再登するだけでも、精一杯の頑張りだった。
まぁ、こんな日もあります。