3月1日(日)は、雨中止にてロープワーク講習。
もともとクラック講習予定だった女性STさん、男性NSさん。
加えて、女性ARさん、久々の男性STさん。
<ロープ畳み練習>
“最近、講習生が出会ったプチトラブル”
それを、みんなで検証しましょう。
①ARさんが、トップロープを張ったけれど、複数ボルトで上手くリスク分散出来ていなかった話
→結果、他のクライマーに怒られる
<ディスカッション中>
→結果、実際には何事もなく降りられた
<検証中>
→結果、ロープをしつこく振り続けていたら、クラックから外れて何とかなった
<1人で、検証作業を続行>
「ARさんは、そのとき、どうしたんですか?」
「今なら、どうやった方が良いと思いますか?」
「STさんならどうしますか?」
「なぜ、そっちの方が良いと思うんですか?」
という感じで、ディスカッション。
<懸垂下降の仮固定を反復練習>
「そんなリスクもあるのか。」
「そっちの方が効率が良いね。」
「仮固定とか、登り返しとか、やっぱ覚えておかないとリスクだなぁ。」
という実感が持てれば、一番分かりやすい。
ロープ畳みなどの、基礎の反復練習とは違い、より実践的な学びです。
こういう内容だと、講師って言っても議長っぽい役割がメインかもしれません。
1つに決まった正解も無いですしね。
<フィンガークラックに挑戦>
・ロープ畳みを洗練
(ARさんは、手畳み、背負い、手コイル、肩コイルなどを総復習。
男性STさんも、手畳みまで。)
・墜落率
・ギアの強度(KNの表示)
・上記のトラブルについてディスカッション
・懸垂下降の仮固定(男性STさん、女性STさん、男性NSさん)
・フィンガークラック練習
クラック練習は、初回は上手くいかなくっても、5回目くらいには相当できるようになるから不思議です。
ARさんは、さすがの安定感になって来ました。