3月14日(土)は、アイスクライミング講習にて、八ヶ岳の摩利支天大滝。
男性HYさん、女性ARさんの2名
<地図を見ながら、摩利支天沢を探す>
1つは、題目名の技術そのもの。
(今回で言えば、アイス)
アイスクライミングを覚えたくて、申し込んでくださっているのだから、当然。
<ラッセル>
アプローチの遠いエリアなら、
・地図読み
・ルートファインディング
・雪山歩き、休憩の手際
といった、普通の登山技術を見ることが出来ます。
<取り付きにて、ムーヴ練習>
「こーゆーときは、このエリアの方が天気がマシ。多少悪くても、このエリアの方がモチベーションが続く。」
といったアドバイスをしています。
で、講習生の気持ちいかんで、決行or中止の判断。
これの繰り返しで、天候の微妙なときの相場感覚を身につけてもらいたいです。
<ムーヴ練習>
そこで、ARさんが急登のキックステップが苦手だということも分かりました。
<トップロープでの、本気トライ>
・休憩場所の選定
・靴紐の締め方
(締め直すと、踵が浮かなくなるので、アイスクライミングが楽になることが多い)
・手袋の種類と使い分け
・凍傷、低体温症の予防
といったことを説明することも多いです。
<ARさん、完登>
「これって、フリークライミングと共通なんだけど。」
と思うようなムーヴ説明が、半分くらい。
<HYさんのリードトライ>
ARさんは、終了点作業で疲れてしまったのか、最終チェックを飛ばすというミス。
HYさんは、リード中に、プロテクション戦略がチグハグになるというミス。
などなどを指摘して行きます。
<核心は抜けて>
これらは、常連さんだからこそ、長い目でアドバイスしていけるものでしょうね。
<完登!>
傾斜のあるアイスのリードは初めてだったので、良い経験になったと思います。
摩利支天大滝を登ったなんて言ったら、ちょっとスゴイ感じ。
<キャッホー!>
ちょっと、ハンデ戦みたいな感じです。
なので、摩利支天という成果よりも、
「傾斜のある滝を、ノーテンションでリードする。」
という感覚を身につけていただければと思います。
<ARさん、スクリュー回収便をトライ>
今シーズン最後に、2人で南沢小滝くらい行ってみようかという話も出ているようですし。
<完登!>
2人とも、シーズン初めに比べて、本当に上手くなりましたね。
<こうして見ると、短いながらに太くて立派>
<下山>
<夕焼け>