3月12日(木)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
補習で、女性ARさん。
<桜>
わずか1年数か月前のことですが、遥か昔に思えます。
<桜がいっぱい>
カムも購入するか迷っていたり、立木での懸垂で混乱していたり。
ちょっと、今からは考えられない雰囲気の素人っぽさでした。
ちょうど、クライミングが楽しくて仕方なくなってきた時期でもありましたね。
<ジャミングは、脱力も大事>
「この面々って、1年間で、こんなに変わったのかぁ。」
「相当、通っていただいたしなぁ。」
と、思ってしまいます(笑)。
他にも・・・
「この人は、ジムのリード講習を受け始めた頃か。
今は、岩場で頑張っているよなぁ。」
「この人、最近お見かけしないけれど、どんな感じで登っているんだろうか?」
「この方々は、月1回弱くらいの講習頻度だけど、着実に伸びてるなぁ。」
といった具合に、1年分の全員を思い出します。
<鬼ころし(5.7)で、ウォームアップ>
グレードって意味では、本日のARさんも5.8を頑張って登るレベルです。
でも、全然違うということを、強く言いたいです。
<懸垂回収>
それから、オブザベーション、リードに持って行くギアの選定。
もちろん、基本的なジャミング、チムニー登りの洗練具合も。
<空へ向かい、チムニー登りを復習>
私自身が、たいしたグレードを登れないので説得力はありません(笑)。
ただ、
「基礎力が上がると、グレードも後から付いてくる。」
という講習生のサンプルを見ている数には、かなり自信があります。
<逆向きのリードも完登>
1年前より、
「ロープは、上手く畳めますか?」
「終了点作業は、安全度が上がりましたか?」
「足置きは、丁寧になりましたか?」
「脱力は、実感できていますか?」
「オブザベーションで得られる情報は、増えましたか?」
「本気トライするときに、メンタルはコントロールできるようになりましたか?」
といったもの。
どれも、ゴールがないような話ですから、1年前より少し出来るようになっていれば良いんじゃないかと思います。
<懸垂回収>
具体的な講習内容
・ジャミングのコツ(脱力すること、膨らませる力は最低限で済ませる意識)
・カムセット練習(スプーンカットの利用、内歯と外歯の利用、効きの甘いデカカムよりバチ効きのマイクロカム)
・カラビナの持ち方(ちょっと下手だったので)
・スリングの収納方法(ARさんの体型に、たすき掛けは合わない様子)
・核心部でバックアップのプロテクションを取る意識
・余分に持って行くギアを、減らす方法
・チムニー登りのトップロープ練習
<オバステ正宗(5.8、PD)のオンサイト>
今日も、本当に色々やりました。
<懸垂回収>
<干潮だったので、帰りに壁の右側を偵察>
<不思議な岩の形>