3月25日(日)は、牛社長の付き人で八ヶ岳。
不定期に登場しておりますが、例によってミステリーツアーです。
ただ、今回は2日前にはルート候補を聞かされていました。
東面、ソマゾエ川の南沢が今回のルートです。
アイスクライミングでは、傾斜が強いほど難しくなります。(アックスやアイゼンの前爪に対して、より一層体重を掛けるので怖い。パンプしやすくなる。などの理由)
ってことは、傾斜が緩ければ本当に快適!
エンジョイクライミングしながら、高度を稼ぐことが出来ます。
黄蓮谷右俣なんかが代表的ですね。
ただし、傾斜が緩い滝にも、欠点が!
それは、滝そのものが雪に埋まって、単なる歩きに変わってしまうことです。
今回は、まさにそれを見に行って来ました。
これが1つ目の滝、らしい・・・。
アイスクライミングの予定が、ラッセル大会に。
そして、適当な頃合いで社長の判断で敗退して降りて来ました。
牛社長の話によると、初冬や残雪期4月中旬に来たときには、裏同心ルンゼのような快適なアイスハイキングだったそうです。
今回は、ワカンでもアプローチに3時間半。
その後のゴルジュ帯も、すっかり雪に覆われておりました。
でも、ゴルジュに掛かるミニ氷柱の数々は、なかなか綺麗ですね。
行動記録
清里の素泊まり民宿に前泊
7:00 ソマゾエ尾根の登山者用駐車場を出発
7:30 ワカン装着
10:30(~10:50) ゴルジュ帯の入り口(アイゼン、アックス装着)
11:30 やはり核心部も雪に埋まってラッセルにつき、敗退決定
下降は、懸垂下降2回
12:00(~12:20) ゴルジュ入り口(ワカン装着)
15:00 駐車場
話によると、天気が良ければ開けていて展望も最高だそうです。
初冬の足馴らし、裏同心に飽きた方には良さそうなルートです。