2015年1月26日月曜日

足裏感覚

1月23日(金)は、ムーヴLv.1。
男性NZさん、男性ITさんの2名。
足がスタンスに馴染んでいる具合、ってのがあります。

「足指でホールドを掴んでいる感じ」
「強く押したり、引いたりしやすい状態」
「つま先で、ホールドをグリグリ探ったときに、ちょうどピッタリ来る感じ」

などと、伝える表現を工夫しております。

一般的に、足裏感覚と言われます。

馴染んでいれば、滑りにくいし、力も入れやすいものです。
例によって、これも1回講習しても、少し出来が良くなるくらいというイメージです。

何度も意識し直して、いずれ

「馴染んでいないと、気持ち悪い!」

と思うレベルになれば良いかと。

で、最近はジムだけでなく、岩場の講習でもこの感覚を繰り返し講習しております。
本日質問されたのは、
「裸足での練習も有効ですか?」

で、私の回答。
「有効かもしれないけれど、ジムだと水虫の問題などで嫌がられます。(禁止されているジムも)」

「昔のクライマーは登山靴で登っていたけれど、今それを真似して練習している人よりも、クライミングシューズで練習している人の方が足置きが上手い傾向にはあると思います。」

「初心者のうちは、ソールが柔らかめのシューズを履いた方が、足裏感覚が育つという意見の人も居ます。」


足裏感覚ってのは、やはり時間が必要なのでしょうね。

上級者でも、シューズを変えると少しの間は
「感覚が、ちょっと違う。」
って、盛んに言いますしね。


具体的な講習内容
・リード講習のやり残し(立ち位置、繰り出し、落ちる練習、などをより完成度を上げる)
・スタンスを足で握る感覚