6月5日(火)の2コマ目は、常連女性Sさん。
彼女は、ジムの一番易しいルートで四苦八苦するようなところもあります。ジムで一番易しいルートというのは、全くの素人さんにインストラクションする際に登るルートです。
これが登れなかったら、ジムに来てもつまらないのは間違いありません。
そして、実際に最近までは、「今日はジムに行かない」理由を探す日々だったとか。
もちろん、彼女は山屋さん。
“山のため”という我慢の気持ちで、辛うじてクライミングを続けて来た日々。
当塾講習生にも、よく聞く話です(笑)。
そして、気持ちはマルチピッチ、山でのバリエーションへと向かっております。
もちろん、諦めなければ、手の届く夢だと思います。
ただ、さすがにジムの一番易しいルートくらい軽快に登れないと、岩場も本当に大変。
彼女には、岩を嫌いにはなって欲しくないです。
そこで、目標は秋の岩場講習という方針です。
具体的な講習内容
・ネコ足
・肩の脱力
・指の脱力
・腰を壁に近づける
・引きつけよりも捻りを優先する
それまでに、
①リードのビレイ
②ジムの“垂壁”の一番易しいルートをスイスイ登れること
の2つを目標に頑張りましょう。